アレルギーと食レポの関係
こんにちは、まっつです。
今回は食べ物にアレルギーを持っている方についてです。
同じ「食べられない」でも、好き嫌いとアレルギーでは話は変わりますよね。
アレルギーに敏感な方は、メニューの写真やコマーシャルだけでは、原材料がわからず困ることもあるでしょう。
そんなとき、手助けになるのが食レポ。
気になっている商品を誰かが実食し、証言してくれるほど心強いものはありません。
『なんと牛乳ではなく豆乳を使ったケーキ』
『小麦をいっさい使わずにアレルギーの方に配慮した商品でした』
というように、特筆すべき点はしっかり食レポに絡めるとわかりやすいものになるはず。
小麦・卵・乳製品・りんご・そば・大豆などは意外にメジャーなアレルギー。
無理して書く必要はないですが、わかる範囲で伝えましょう。
食レポの教科書:レシピやチラシ
こんにちは、まっつです。
食レポについて書かれた本やサイトがなかったため、私はこのサイトを立ち上げました。
しかし、かといって食レポの参考になるものがないわけではありません。
たとえば、レシピ。
レシピには調理法以外に、その料理の解説が入っていますよね?
卵焼きひとつをとっても、ふっくら・しっとり・かため・甘め・しょっぱめ……と様々な卵焼きがあります。
解説をしっかり読めば実際に作るもののイメージがしやすくなりますし、食レポに役立つワードが発見できるのでオススメです。
また、飲食店のメニューやポップ、チラシもおすすめ。
(真偽はさておき…)
『フルーツの甘さで野菜がおいしい』
これはミスドのベジドーナツのチラシのセリフ。
『〇〇の〇〇で〇〇がおいしい』
好きな言葉を当てはめて変幻自在に使えそうです。
こんな感じで、少し心に引っかかる言葉があればメモして、自分のもののにしてしまいましょう!
言い回しの幅がグッと広がるはずです。
コラム〜食レポの大切さ〜
こんにちは、まっつです。
今日は少し話を戻して、「そもそもなぜ食レポが必要なのか」について語ろうと思います。
食レポは、いろいろな場所で使われます。
飲食店や市販の料理を食べて、周りにその美味しさを伝えるとき。
手料理を振舞ってくれたor飲食店や市販の料理をおごってくれた家族や友人に感謝を伝えるとき。
自分の料理の美味しさを食べてほしい人に伝えるとき。
最後の項目を疑問に思われた方もいるかもしれませんね。
しかし、他人に食べてもらう料理を作るということは、自分の料理の強みを理解している必要があります。
自分の料理への食レポをセールスコピーとして伝えることで、相手は「そんなに美味しいなら、さっそく食べよう!」と思えるのです。
食レポでNGなのは、粗探しです。
たとえ口に合わなくても見た目が悪くても、酷評するのは作り手に失礼です。
もしその方が「はっきり言ってね!マズイところは直すから!」と希望していれば別ですが……(笑)
『少し味が濃いけれど、疲れた人には口に合うかも』
『見た目は少し地味だけれど、味は予想に反してハッキリ!』
逆接の接続詞を上手く使って、マイナスの面は軽く伝え、受け手がプラスの面に意識を向けるように食レポしましょう。
みんなが嬉しくなるような食レポを目指しましょう!
食事のボリューム→食レポのボリューム (2)
こんにちは、まっつです。
今回は前回に引き続き、食事のボリュームについてです。
③ボリュームが多かったとき
育ち盛りの学生や大食いの人には嬉しいですね。
逆に、女性や少食な方、小さな子供にはオススメできません。
『がっつり食べたい人も大満足!』
『腹ペコになるまで頑張った日のご褒美に!』
というふうに、完食できるだけの胃袋を持つ人が、食べたいと思うような伝え方をしましょう。
④ボリュームが少なかったとき
これは、女性や少食の方にはなかなか嬉しいボリュームです。
『女子に嬉しいボリューム』
『ダイエット中でも安心』
というように、少ないというマイナス要素をプラスに捉え直して伝えましょう。
いかがでしたか?
適切なボリュームは性別や年代、体格や職業によって様々。
そして、プラスとマイナスは紙一重です。
伝えたいターゲットにプラスに思わせるような伝え方を心がけましょう!
食事のボリューム→食レポのボリューム(1)
こんにちは、まっつです。
今回は、食事のボリュームについてです。
「ボリュームが多ければ多いほど良いのでは?」と思う方もいらっしゃると思いますが、必ずしもそうとは言い切れません。
食べ盛りの男子や働く男性にはボリュームが多い方が嬉しいでしょう。
しかし、小さな子供や少食の女性、お年を召した方々にはボリューム少なめの方が好まれることも。
食事のボリュームを見て、その料理を誰に食レポでオススメするか考えてみましょう!
①ほどよいボリューム
自分の腹八分目くらいの量だったときが、ほどよいボリュームです。
少しまだお腹に空きがある方が、「あと一口食べたかったな」「また食べたいな」と思えるからです。
このようなときは、そのまま『ほどよいボリュームだった』『腹八分目でちょうど良かった』と伝えましょう。
②満腹になる程度のボリューム
満腹になるということは、少しだけ多いということです。
男性は満足感が高くなりますが、女性だと「太っちゃうかも……失敗した」と後悔しがち。
『男性や学生にちょうど良い、ボリューミーな料理』
というふうに、男性や食べ盛りの方にオススメする気持ちで書くと、マイナスイメージを感じさせないので◎。
女性や少食の方は『じゃぁわたしはもう少し軽めのメニューにした方が良いのかな』と自発的に読み取って考えてくれるはずです。
次回は
③ボリュームが多かったとき
④ボリュームが少なかったとき
についてお話しします!
オリジナルの決め台詞で差をつけろ!
こんにちは、まっつです。
今までは食レポの基本の6つのポイントについてお話ししました。
今回は、さらにそこからワンランクアップしましょう!
一口に食レポといっても、その対象となる料理や食レポを伝えたい人によって言い方を変えないと、「いつも同じこと言ってるのでは?」と不信感を与えかねません。
そこで、仲の良い人々や作った本人におくる食レポは、思わずクスッとしてしまうようなものにすると良いでしょう。
多少大袈裟でも面白く伝えることで、伝え手と受け手の距離がグッと縮まり、私も食べたいorまた食べさせたいと思わせられるはず。
『まいうー』
『宝石箱や〜』
どちらもご存知の通り、グルメレポーターの名台詞。
これらをそのまま使うことで、「あのレポーターもきっとこう思う・気にいる」という気持ちを伝えることができます。
そのまま使うのはちょっと恥ずかしい……という方は、もじって少し変えたものを使うのがオススメです。
『(こんな食べ方があるなんて)びっくり箱や〜〜!』
『(こんな滅多に食べられないものが詰まってるなんて)玉手箱や〜〜!』
パロだと分かるけれど、少しひねっている。
ただそのまま使うのではなく、その場に合わせた感想を言っているという誠意を見せましょう。
無理にウケを取りに行く必要はないですが、笑いと誠意は円滑なコミュニケーションに役立ちます。
上手く利用して、作り手への感謝の気持ちと料理の美味しさを表現してみてくださいね。
食レポのコツ ⑥第六感 (2)セット
こんにちは、まっつです。
最初にお話した食レポの6つのコツは、
①嗅覚 ②視覚
③聴覚 ④味覚 ⑤触角 ⑥第六感
でした。
今日はそのうちの⑥第六感についてお話しします。
第六感といっても、カルトやスピリチュアルなものではなく、雰囲気だとお伝えしましたね。
今日は第六感の観点から食レポするときに、注目してほしいあるポイントについてお話します。
例えばこんな経験ありませんか?
(味が濃い…)
これ、市販やお店の食事だと『濃いめの味付け』『私には味が強すぎました』のように食レポして良いのですが、作り手に感想を伝える場合、この言い方だと厳しいですよね。
そこで、こんな風に言い換えられます。
『お酒のつまみになりそう』
『ご飯が進むこと間違いなし』
聞き手には味が濃いめだということは伝わるはず。
そして責めている雰囲気もない。
ここでのポイントは、
新たなセットの提案
です。
今回で言えば、「この料理は味が濃いけれど、それはこの料理のせい・作り手のせいというより、他の料理との組み合わせの問題なんだ」と責任転嫁をしてしまうのです。
ほかにも、
『(緑茶のお供として提供されたけど)このお菓子、コーヒーにも合いそう』
のようにも使えますよ。
もちろん、最初から味付けの濃い料理が米とセットで出されれば、素直に『この味付け、白米が進むね!』と使っても良いのです。
セットの提案は、不満を要望に転換したり、新たな気づきを生んだりします。
円滑なコミュニケーションのためにも、ぜひ使ってみてくださいね。