デリシャスクール

みんなで食レポをワンランクアップさせましょう!

食レポの6つのコツ 〜五感と第六感〜

初めまして、まっつと申します。

三度の飯が生き甲斐で、タイムラインに食レポをアップするのが趣味の女子大生です。
 
 
さてさて、この「食レポ」。
みなさんはどのようなイメージをお持ちでしょうか?
『食事をして感想を述べるだけでしょ?誰だってできるよ』
と思っていませんか?
私は思っていました。
しかし、これがなかなか難しいのです。
特に私のようなゆとり教育の落とし子は、語彙力のなさに涙を飲む日々。
スマホ片手にだらだら「ながら食べ」をして、食事はただの習慣・義務になりはてています。
胃に流し込むだけでは、美味しいのか美味しくないのかもわからず、とりあえず『まぁ美味しかったよ』『普通かな』とコメントするしかないのです。
……なんてもったいない!
 
食事は舌だけで味わうものでも、ましてや腹に溜め込むだけのものでもありません。
だいたいの日本人の寿命を80年として、1日3食と考えれば、
80年×365日×3食=87600食
となります。
食事という行為を大切にし、娯楽と考えれば、私たちは生まれながらにして約9万回の娯楽を与えられているのです。
多忙な日々の中でささやかな娯楽を求める現代人が、この食事という娯楽をないがしろにするのは惜しい!
 
食事を楽しむコツは、ずばり「食レポ」です。
食レポとは、舌のみに頼っては成り立ちません。
ここで勘の良い方は、『五感をフルに使うんでしょ?』とお思いになるかもしれません。
確かにそうです。
しかし私は、そこにもう一つ…「第六感」も加える必要があると考えています。
あ、別にスピリチュアルやホラー的なものではなく、その場で感じた素直な「雰囲気」的なものと捉えてください。
 
 
つまり、食レポのコツは、
1.嗅覚
2.視覚 (食材の形や色彩バランス、盛り付けのセンス)
3.聴覚 (専門用語では、「シズル sizzel」と言います。肉汁の弾ける音やスープがグツグツ煮える音です) シズル感とは - はてなキーワード
4.味覚
5.触覚 (基本的には「舌触り」「歯ごたえ」です)
6.第六感・超感覚 (「雰囲気」。『ほっとする』、『テンションが上がる』といった、素直な気持ち)
この6つなのです!
 
 
さて、あなたが何か得意料理を……例えばカレーを作ったとします。
そのカレーを大切な人に振る舞ったとき、
『まぁ美味しいね』
と言われるより、
『甘さと辛さのバランスが私好みだし、ボリュームもちょうど良いね。肉も柔らかい。隠し味は何?』
と言われた方が嬉しいですよね?
後者のセリフには、上記の食レポのコツが散りばめられています。
 
さぁ、あなたもグルメレポーターになった気分で毎回の食事を心の底から楽しみましょう!